こんにちは、ニックです。
今回のテーマは、次のとおりです。
✔ 学童保育の仕事のきついところを解説
学童保育の仕事がきつい

学童保育の仕事ってきついのかな?
学童の仕事に就く前によく感じる疑問ですが「どんなことがきついのか」を事前に知っておけば安心です。
この記事では、学童保育の仕事のきついところを調べてまとめました。
10年以上学童保育で働いて感じたことなので「学童の仕事ってきついの?」と、気になる方はご覧ください。
僕の経験も交えて、お伝えします。
学童保育の仕事のきついところ3選

Googleで検索しようと「学童保育 仕事」と入力
すると、次に出てくるキーワードは「きつい」でした。


それだけ多くの人が「学童保育の仕事はきつい」と思っているのかな。

うん。決して「楽な仕事」ではないよ。
とはいえ
そこまで「きつい」かな、、
と感じているのが正直なところ
そこで、学童保育の仕事のきついところを調べて「どのようにきついのか」を3種類に分類してみました。
結論からお伝えすると、、
1.人間関係がきつい
2.体力がきつい
3.給料がきつい
順番に解説します。
1.人間関係がきつい
学童保育の仕事は、人間関係の悩みを抱えやすいです。
①一緒に働く指導員との関係
②保護者さんとの関係
③子どもとの関係

1つずつ見ていきましょう。
①一緒に働く指導員との関係がきつい
複数のサイトで「一緒に働く指導員との関係がストレス」という内容が見られました。
【実例】
学童クラブ支援員歴、6ヶ月の新人なのに「なんでケンカの仲裁ができないの?その場で解決してよ!」と言われる
6か月なんてまだまだ新人。それなのに1人前に働けってのは無理がありますよね。でも、こんなことを言われてしまうクラブもあるのが現実のようです。

一般企業なら、入社6か月って、まだ研修中のレベルだよね。

学童保育は常に人手不足だからね。余裕をもって手取り足取り教えてくれるクラブは少ないかも。
実際に同僚の指導員と馬が合わずに辞めていく人も多いです。

でもさ、学童保育に限らず、他の業種でも「同僚と合わない」はあるんじゃない?

うん、そうだよね。でも学童保育では、同僚とうまくいかないで辞めるパターンが多いんだ。
学童保育は少人数での運営が多く、正社員(常勤職員)が2人の職場もめずしくありません。
パートナーとなる指導員と相性が悪いと、逃げ場がないのが学童保育

せまい職場で毎日何度も顔を合わせることになるからね。
特に「自分の保育に絶対の自信を持っている指導員」と一緒に仕事をすると、疲れてしまう傾向があります。
ちょっとでも意見が合わなかったり、ベテラン指導員の思っている通りに動けなかったりすると、怒られることも。。。

実際に僕もよくケンカしました。今となっては良い思い出です。
②保護者との関係がきつい
保護者との関係がストレスとなることもあります。
「子どもよりも保護者に気をつかう」と、耳にすることも
【実例】
同僚の職員が2年連続で退職し「あなたのパワハラのせい」と言われた。
一生懸命保育をして、その上、職員の教育も頑張っていた。
それなのに「あなたのせいで」と言われちゃったらキツイですよね。
実際に一所懸命に保育をしていても、クレームを受けることもあります。
いわれのないクレームを受けたり
実際に保護者参加のイベントで
【実例】
・〇〇!!(呼び捨て)ちゃんと働け!!
・お前なんてやめちまえ!!
と罵声をあびた同僚もいました。

聞いている僕も辛かったです、、
下町にある学童保育で、相性が合う人はすごく大事にされる、合わない人はとことん合わない、そんな環境でした。
③子どもとの関係がきつい
子どもとの関係がきつい、という感想も見られました。
【具体例】
・口の悪い子がたくさんいる
・高学年の女子達から無視される。陰口を言われる
・泣いていたので心配になり「どうしたの?」と声をかけたら「うるさい!」と怒鳴られ、ブロックを投げつけられる
・自閉症の子が暴言を言ってくる

いやー…わかります。子どもたちよ!大人だって結構傷つくんだぞ!
学童保育は放課後の時間
学校で頑張ってきた子ども達が
課業から解放された後の時間
それが、放課後
だからと言って、何でもありなわけではないのですが
・エネルギーを発散し足りない子
・ストレスで感情の制御がきかない子
・話を聞いてもらいたい子
・気持ちを分かってほしい子
・うまく思いを言葉にできずに手が出てしまったり
・汚い言葉を使ってしまったり
・部屋から飛び出していってしまったり…
本当にいろいろありますよね。
実際に、唾を吐きかけてくる子もいましたよ。。。
「同僚」「保護者」「子どもたち」…

人間関係の悩みは本当にしんどいですよね。
人間関係のきつさを「知ること」も大切ですが、きつさを「解決すること」はより重要です。
以下の記事では「学童保育で働く人の悩みを解決する3つの方法」を解説しているので、ぜひ併せて読んでみてください。
2.体力がきつい
2つめの「きつい」は体力面です。
小学生と一緒に遊ぶことも多い仕事
体力的にきついと感じる方も多いのではないでしょうか。
【具体例】
・子ども相手の仕事なので、体力や忍耐力が必要
・まずは体力勝負!若い人は一緒に遊ぶ役
・子どものパワーは凄いので、慣れないうちはクタクタになる
僕も子ども達と一緒にドロケイや鬼ごっこをするのがしんどくなってきました。
35歳を過ぎてから、それまでと同じように動くことは難しいです。

シンプルに走れない、、
若いころのように、長い時間かけ回ることは難しいですが
・ドロケイでは牢屋番をしたり
・サッカーでは運動量の少ないキーパーをしたり
・走る役を大学生に任せて全体の安全確認をしたり
体力を使うばかりが学童の仕事ではないので、安心してください。
他にもこんな声がありました。
・20日連続勤務
・48時間残業
・結構無茶な仕事
人手不足で無理な労働環境が続いている学童もあるようです。
転職のポイントは以下の記事にまとめていますので、気になる方はご覧ください。
3.給料がきつい
3つめの「きつい」は給料です。
【具体例】
・仕事量が多いのに給料が低い
・責任に給料が見合わない
給料BANKによると、学童保育指導員の平均給与は19.6万円
20代の給料:12.5万円
30代の給料:16.6万円
40代の給料:19.6万円
決して楽な仕事ではないのですが、給料は低いですよね、、
日本の平均と比べたグラフです。

正直このグラフを見たときは

ここまで違うのか…日本の平均と比べて、半分くらいじゃん…
と、ショックを受けました。
子どもの命を預かり守る仕事でもあるのですから、もう少し待遇を上げてほしいところですよね。
実際に結婚を機に学童の指導員をやめる方もいました。
家族を養うのに「お金」は大切ですから、退職を考えるのも頷けます。
しかし、安心してください。
手取り20万円でも1000万円貯めることは可能です。
実際に1000万円貯めましたので、具体的な貯め方を公開しました。

かなり地味な方法です。
興味のある方は、ぜひ併せてご覧ください。
まとめ

長くなったので、まとめます。
学童保育の仕事の「きつい」ところは、次の通り
1.人間関係がきつい
2.体力的にきつい
3.給料がきつい
学童保育で長く働くためには「きつさ」を知ることが大切です。
次に大切なのが「解決策を知る」ことです。
以下の記事では、悩みのレベル(深刻さ)別に解決策をお伝えしていますので、気になる方はぜひ併せてお読み下さい。
フルタイムで働く学童保育職員の「リアルな仕事内容を知りたい方」は、以下の記事もオススメです。
学童保育の仕事はきついところもあります。
しかし、子どもの成長に携わることができる、魅力的な仕事でもあります。
小学生と一緒に、自由に遊んだり、話を聞いたり、生活をともにできる仕事は中々ありません。
大切なのは、あなたと相性が良い学童保育を選んで働くことです。
あなたに「ぴったり」な学童保育と出会えることを心から願っています。探し方を知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!