プロフィール

ニック

ニック学童運営者のニック(@smplyw)です。

このページでは、管理人である僕のプロフィールをご紹介します。

管理人の自己紹介

1984年生まれのアラフォーです。

妻・息子(5才)と3人暮らし、現在は神奈川県に住んでいます。

大学を卒業し、システムエンジニアとして会社員をしていましたが、2010年9月に退職して、いまは学童保育で働いています。

学童保育に就職してからも、給与が低すぎたり、学童の規模が大きすぎたりして転職を繰り返し、転職6回目にして長く働けそうな、自分にぴったりな学童と出会えました。

当サイト(ニック学童)を通じて

学童で働きたい人を応援したい

このような思いでブログを運営しています。

これまでの歩み

僕のこれまでの歩みについてお話しします。

学生時代

小学校から大学まで、サッカーとゲームばかりしていました。

大学の夏休みに、友人から「学童で働いてみない?」と誘われ、軽い気持ちでアルバイトをはじめたのが、学童保育との出会いでした。

学童のアルバイトはとても面白く、「意外と子ども好きなんだな…」と自覚

大学卒業後も、学童で働こうかな?という気持ちもありましたが、

「食いっぱぐれないように、どこでもやっていける技術を身につけよう」

と、思いIT企業へ入社することにしました。

システムエンジニアで社会人生活をスタート

運よく大手IT企業に入社し、社会人の仲間入りをはたしました。

入社したばかりの僕は、

「Excelに罫線を引けない」状態・・・

振り返れば、こんなITスキルでよく入社できたなぁ、、と思います。

それでも半年間の研修があり、そこで簡単なプログラムを組めるようになりました。

インフラチームに配属

研修のあとは、サーバーやネットワークを構築・運用・保守をするインフラチームに配属されました。

サーバーの構築・運用・保守が主な仕事なのですが、終電で帰るのは当たり前、徹夜で仕事も珍しくない世界で、サーバーにエラーが起きれば夜中でも呼び出される…

そんな毎日をくり返すうちに、段々仕事に行くのが嫌になりました。

4年6ヶ月でシステムエンジニア退職→学童保育業界へ

入社して4年6ヶ月、26歳のころ、システムエンジニアを退職しました。

実は退職まで、2年間以上悩みました。

「学童保育で働きたいなぁ」

「でも、学童の給料でやっていけるのかなぁ…」

将来は「結婚して幸せな家庭を築きたい」と、思っておりまして、それを大学のころにバイトしていた学童保育の職員さんに相談すると・・・

「実は、私たち(常勤職員)も時給で働いているんだよ」

「だから、結婚して、子育てしたいなら学童はオススメできない」

「そうかぁ…やっぱり学童で働いて、家庭を築くのは難しいのかぁ・・・」

そして、4年6ヶ月、システムエンジニアとして働いていくのですが・・・

「やっぱり学童で働きたい…!」

この想いは消えることなく、心の奥でブスブスとくすぶり続けていました。

そんな感情を抱えながら働く中で、「この人には勝てないな!」と感じる先輩に出会いました。

その先輩は、朝から晩まで仕事をしているのはもちろんなのですが、

休日も

・家でシステムを組んでいたり

・会社でサーバーやソフトの検証をしていたり

・個人的にスマホからTV録画できるプログラムを作って遊んでいたり・・・

気持ちにも余裕があるようで、イキイキと飄々と、仕事をしていました。

僕は「システムが心底好きな人には、いくら努力したってかなわないや…」と思いました。

・努力を努力と思っていない

・楽しいからやっている

そんな人に勝てるわけないと感じました。

そして、

・起きている時間で一番長いのは、働いている時間だ

・仕事がつまらなければ、人生がつまらない

・僕も好きなことをやろう…!

と決心できたのです。

退職は就職よりも難しい

退職の決意を固めた僕は、上司に伝えました。

すると、次々と面談がはじまったのです。

・主任
・課長1
・課長2
・部長1
・部長2
・本部長
・役員
・社長

実に8回の面談をしました。

その度に

「引き継ぐっていうけれど、取引先との関係性はどう引き継ぐの?」

「仕事なんて家族を支えるために、我慢してやるものじゃないか?」

「お前、逃げているだけじゃないのか?」

このようなことを言われました。

辞めたいのに辞めさせてもらえず、毎日微熱が出るようになってしまいました。

体に不調が出るととてもしんどいです。

体もそうですが、自分のことを「ダメなやつだ」と感じます。

しかも、回復までに長い時間がかかります。

なので、辞めさせてもらえないときは、体と心を守るために、退職代行を使って下さい。

うつ状態になり、退職

微熱が出るようになり、毎日がしんどいので、会社の産業医に相談しました。

すると

「代謝が上がっただけなので、心配ない。」

と、言われました。

僕は愕然としました。

会社にうったえても意味がないことを悟ったので、心療内科を受診しました。

すると「うつ状態」の診断

「あぁ…やっぱり。」と思いましたし、診断名がついたことにホッとしたことを覚えています。

処方された薬を服用すると、体調はより悪くなりました…

それでも診断書を提出すると、退職が認められました。

辞めさせてくれない会社ってのは本当にヒドい…

労働者には辞める権利がある。本来ならば2週間前に退職したいと伝えればそれでOKなはずです。

それなのに辞めさせてもらえないときは、堂々と退職代行を使いましょう。

放課後子ども教室のアルバイトからスタート

システムエンジニアを退職し、地元で学童保育の仕事をしようと思いました。

学童保育の求人情報を探したのですが、地元に学童保育の求人は出ていませんでした。

そこで、放課後子ども教室のアルバイトからスタートすることにしました。

児童館の嘱託職員になる

放課後子ども教室でアルバイトをすること10ヶ月

正社員の試験があると知りました。

この法人は

・放課後子ども教室
・児童館

の2つを運営している法人でした。

収入的にも、いつまでもアルバイトをしているわけにはいかないので、入社試験を受けました。

結果は合格。

試験は一般常識などの他に、ワードを使った簡単な資料作成があり、システムエンジニアの経験が活きました。

運が良かったです。

正社員としては翌年度の4月からの勤務の予定でしたが、

「産休の職員のかわりに、児童館で4ヶ月間、嘱託職員をしてくれないか?」

と打診があり、引き受けました。

児童館を退職する

児童館で働くことになったのですが、はっきりいうと面白くありませんでした。

事務仕事ばかりで、子ども達と遊んでいると怒られてしまう。

人間関係もよくなく、一緒に働いていた先輩職員は、仕事が分からない僕を「つかえないやつ」といわんばかりの雰囲気でした。

そして、何より仕事自体がおもしろくない。

好きな仕事をしたいから、システムエンジニアを辞めて「学童保育」を目指したわけですが、児童館の仕事は好きになれませんでした。

そして、契約期間満了のタイミングで退職しました。

正社員として合格していたものの、児童館への異動もありえるので、そうなると、やりたいことができないなぁ…という理由でした。

「年収・労働条件・人間関係」何か1つのバランスが低すぎるときに、多くの人は転職を考えます。

引用元:学童保育業界は40代で転職成功出来る!現役学童指導員が徹底解説!|おっさんブログ

詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ読んでみてください。

【実例】システムエンジニアから学童保育への転職

学童保育へ転職する

児童館を退職し、学童保育へ転職しました。

保育士や学童関連など、子どもに関する資格を何も持っていない僕を採用してくれて、とてもありがたかったです。

オープンして3年目の新しい学童で、子どもは30名ほど。

適度な規模なので、子ども達一人ひとりと丁寧に接することができ、大変なこともたくさんありましたが、とても楽しかった。

しかし、この学童も退職することになるのでした。

別の学童保育へ転職する

大変ながらも楽しく仕事ができていた学童でしたが、問題は給料でした。

月給15万円

一人暮らしがギリギリでした。

なので、結婚を機に隣町の学童へ転職しました。

学童保育は市町村が補助金を出しているか、いないかによって、職員の給料にも大きな開きがあります。

基本的には同じ仕事内容なのですが、転職して基本給が7万円も上がりました。

しかし、何かがよくなると、何かが悪くなる…

これは世の中の常なのでしょうか・・・

現在にいたる

転職した学童では給料が上がりましたが、この学童でも問題が・・・

規模が大きすぎて、子ども達一人ひとりと丁寧に接することができない

この学童には5年間在籍しました。

その間、

「どうすれば、子ども達一人ひとりの気持ちを受け止めることができるのだろうか?」

と考え、工夫をし続けました。

そして、いたった結論は

大規模学童じゃ無理かもしれない…

この学童は60人くらいの子ども達が来ていました。

常勤指導員も多いときは3名いたのですが、

・子ども60人を、大人3人でみる

・子ども40人を、大人2人でみる

一見同じように思うかもしれませんが、全然違うんです。

くわしく知りたい方は、こちらからぜひ御覧ください。

学童の規模が大きすぎる

「待遇や良かったけれど、人数が多すぎて一人ひとりを丁寧に保育できない」

このような理由で、2つ目の学童保育を退職しました。

「もう理想の学童で働くには、自分で作るしかないかもしれない…」

そう思い始めた僕は

「どのようにすれば学童を作れるのか」役所に聞きに行きました。

そこで役所の職員さんから、こう言われました。

イチから学童を作るのは難しい。
なぜなら、運営母体をつくるのが大変だから。

ちょうど新しい学童を作ろうとしている法人があるから、紹介しましょうか?
学童を作るためのノウハウを聞けるはずです。

「経験者の話はぜひ聞かせていただきたい!」

と思い、法人の理事長さんとあうことに。

何度か理事長さんと会い、話をしている中で

「新しく学童をオープンするから力を貸してもらえないか?」

と、ありがたすぎるお申し出をいただき、学童オープンに携わることに。

現在オープン3年目

・大きなストレスもなく
・残業もほとんどゼロで
・収入も悪くない
・学童の規模も40人まで
・人間関係にも恵まれている

転職を繰り返し、回り道もありましたが、

僕にぴったりと合った学童保育で、毎日機嫌よく働けています。

ニック学童で「学童で働きたい人を応援したい!」

紆余曲折した転職経験をへて、こう思いました。

「学童で働きたい人を応援したい!」

当サイト(ニック学童)はこのような思いで運営しています。

以下のような記事を執筆していきます。

・学童保育の求人情報の探し方
・履歴書や職務経歴書の書き方
・学童保育の仕事内容
・学童指導員の悩み

僕は学童保育が大好きなので、たくさんの人が学童で働いてくれたら嬉しいです。

できれば、あなたの希望にぴったりと合った学童保育で、長い間働いてほしいです。

それが、子ども達のためにもなると思います。

まだ、はじめたばかりのブログですが、何かひとつでも「学童で働きたい人」の役にたつような情報が発信できればと思っています。

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