学童保育の基本と必要性、そして「子どもたちのために」あなたにできること

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学童保育で働く前に、学童の基本をおさえたい・・・

今回は、そんな声にこたえて執筆してみました。

この記事では、

  • 学童保育の概要と目的
  • 学童保育の歴史と現状
  • 学童保育の質と課題
  • 学童保育の将来性
  • そして、あなたにできること

これら、学童保育についての幅広い情報を、できる限りコンパクトにまとめたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事の執筆者
ニック
  • 学童保育の指導員(13年目)
  • 放課後児童支援員、保育士
  • 学童で採用担当者の経験あり

システムエンジニアから学童保育へ転職し、ほどほどに働きながら自由な時間を確保。家事・育児・仕事をしながらブログを書いています。保育園、放課後子ども教室、児童館、放デイでの勤務経験あり。このブログでは「あなたにピッタリな学童保育」を探すお手伝いをしています。

この記事の内容

学童保育の基本をおさえよう

学童保育の基本をおさえよう

はじめに、学童保育の概要と目的、そして社会的意義をお伝えします。

学童保育の必要性を、理解していきましょう。

学童保育の基本:概要と目的

学童保育では、放課後や夏休みなどの長期休業日に、保護者の代わりに子どもたちのケアを行います。

学童は「第二のお家」と呼ばれることもあるよ

日本における学童保育は、共働き家庭やひとり親家庭など、日中に家庭で過ごすことが難しい小学生を対象としています。

児童福祉法に基づく「放課後児童健全育成事業」として位置づけられていて、子どもたちに安全で充実した放課後の時間を提供するのです。

子どもたちが安心できる環境の中で、ゆっくり体を休めたり、大人に話を聴いてもらったり、友達と遊んだりしながら、のびのびと成長できるように支援します。

親の働く権利を支える学童保育

学童保育は単なる保育サービスを超え、日本社会において極めて重要な役割を果たしています。

共働き家庭やひとり親家庭が増加する中、学童保育はこれらの家庭の子どもたちに安心して過ごせる環境を提供することで、親の働く権利を支え、家族の生活を守るための重要な支援を提供しています。

1年生や2年生を、放課後1人で留守番させられませんよね!

コロナ禍で小学校が休校になったときも、学童保育は朝からの開所を求められ、こたえてきました。

医療従事者などの家庭の子ども達は、学童保育で過ごしました。学童保育の支援員は「エッセンシャルワーカーを支える、エッセンシャルワーカー」と言っても良いでしょう。

学童保育があることで、親たちは仕事と子育てのバランスを取りながら、経済的自立と家庭生活の両立を図ることができます。

学童保育の歴史と現状

学童保育の歴史と現状

次に、日本の学童保育がどのように始まり、どのように発展してきたのか。

そして現代における学童保育の特徴についてお伝えします。

学童保育の背景と現在の状況について、理解していきましょう。

日本の学童保育の歴史

日本における学童保育は、第二次世界大戦後の1940年代後半に、民間保育園での取り組みとして始まったとされています。[出典:日本大百科全書]

長い歴史があるんだね…!

この時期、日中家庭に保護者がいない児童のケアが必要とされ、そのニーズに応える形で学童保育が発展し始めたのです。

1997年の重要な転機として、児童福祉法が改正され、学童保育は正式に「放課後児童健全育成事業」として法制化

学童保育は自治体や国からも補助金の対象となり、より体系的な取り組みが行われるようになりました​​。

すべての小学生が学童保育の対象に

2015年の児童福祉法の更なる改正により、学童保育の対象は全小学生に拡大されました。

以前は「おおむね10歳未満」と規定されていた対象年齢が撤廃され、すべての小学生が学童保育の利用できるようになったのです。

また、放課後児童支援員の配置が義務付けられ、子どもたちの安全と健全な発達を支援する専門的な役割が重視されるようになりました。

これらの改正は、学童保育の質の向上と、より多くの子どもたちが利用できるようにするためのものでした​​。

学童保育の質と課題

学童保育の質と課題

学童保育における質の向上と、現在直面している主な課題、そしてその解決策について説明していきます。

日本の学童保育がどのような問題を抱えていて、それにどう対応すべきかについて考えていきましょう。

学童保育の質向上の取り組み

日本における放課後児童クラブ(学童保育)の数と登録児童数は、年々増加しています。

日本における放課後児童クラブ(学童保育)の数と登録児童数は、年々増加
出典:厚生労働省|令和4年(2022年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)

例えば、令和4年には放課後児童クラブの数は26,683か所に達し、登録児童数は約139万2,158人と過去最高を記録しました​。

この増加は、学童保育の需要の高まりを示しています。

同時に、施設の数や質の向上への取り組みが急務となっています。

質の高い学童保育の提供には

  • 十分なスペース
  • 適切な集団の規模
  • 専門的な指導員の配置

上記が必要です。

専門的な指導員を配置するためには、学童保育で働く放課後児童支援員の待遇改善が必要になってきます。

大切な仕事だからこそ、待遇の改善が急務!!

直面している主な課題と解決策

学童保育が直面している主な課題は、

  • 定員数の増加
  • 開所時間の短さ

この2つです。

多くの施設では、定員数が増えることで、子ども一人ひとりに十分な注意を払うことが困難になり、支援員の管理負担が増大しています。

学童の定員は40人まで!これを守ってほしい!

また、開所時間が短いため、フルタイムで働く保護者のライフスタイルとのミスマッチが生じています​​。

これらの課題に対処するためには、

  • 支援員の増員
  • 施設の拡大
  • 開所時間の延長

などが考えられます。

学童保育の将来性と今後の展望

学童保育の将来性と今後の展望

学童保育の未来に向けたビジョンと、その実現に必要な要素を説明します。

学童保育の将来性について、理解を深めていきましょう。

学童保育の将来性と可能性

日本の学童保育の未来は、

  • 施設数の増加
  • 保育の質の向上
  • 現在の課題への対応

上記にかかっています。

将来的には、子どもたちが安心して過ごす中で豊かな学びと成長の機会を得られるよう、より質の高い保育の提供と、専門的な支援員の育成が求められます。

また、子どもたちの安全と福祉を保障するための継続的な法的・制度的なサポートも重要です。

これにより、学童保育は子どもたちの健全な成長を支えるだけでなく、保護者の社会参加を促進し、日本社会全体の福祉向上に寄与することが期待されます。

まとめ:学童保育の未来は、一人ひとりの関心と行動によって作られる

まとめ:学童保育の未来は、一人ひとりの関心と行動によって作られる

学童保育の進化は、日本社会における核心的な課題であり、その発展は私たち一人ひとりに影響を及ぼします。

保護者のニーズに応え、子どもたちの安全と健全な発達を保障することは、単なる家族の問題ではなく、社会全体の責任として捉えるべきです。

保育、教育、社会保障の面で、学童保育の質向上と課題解決に向けた取り組みは、今後も継続的に必要とされます。

これらの重要性を理解し、改善に向けた行動に積極的に参加していきましょう。

私にもできることはあるかな…?

学童保育を良くしていきたいけれど、具体的にどうしたら良いのか分からない・・・

このような方は、例えば、オンライン署名をしてみるのはいかがでしょうか?

あなたの行動が、学童保育の子どもたちを支えます。

学童保育の未来は、私たち一人ひとりの関心と行動によって形作られるものであり、社会全体で子どもたちの成長を支援することが重要です。

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